2021年06月16日 裏山で出会った虫達6
今日と明日は、今年上半期で最もプレッシャーの大きな仕事が入っている。精神がヤワな私には、夕方の散歩がイイ気分転換になる。
散歩に行こうと表に出ると、車庫の中に大きなアカウシアブがいるのに気がついた。こんなのに刺されたら、と思うとゾッとする。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
でも、こうやって顔のアップを撮ってみると、大きな複眼の前に付いている触角の形が、とても格好イイ。こういう造形が特撮怪獣デザインのモチーフになっているんだろうな、と想像する。
裏山のクリの花が満開を迎えている。何かいないかと探してみると、白い水玉模様のある橙色のテントウムシがいた。たぶんシロジュウシホシテントウだと思う。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
5年前に佐賀県のPAで出会ったものと同種だが、とてもそうは見えない。シロジュウシホシテントウは今日掲載している色模様が標準型で、5年前のものは紅型と呼ばれている。他に暗色型と呼ばれる黒地に黄色の紋をしたものもいるようだ。
クリの木の傍にはクワの木(昨年クワコの幼虫がいた木)があり、クワの葉に面白い姿形のハエがいた。これはヒロクチバエというハエの仲間の1種だ。複眼の模様といい、頭部の青い光沢といい、とても変わった雰囲気で、それでいて綺麗なハエだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クワの葉にはヒメクロゴキブリもいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
嫌われ昆虫の代表として認識されがちなゴキブリだが、このヒメクロゴキブリは透き通った胸部(前胸背板)など、なかなか美しい虫だ。と個人的に思う。
帰り際、道端の草の上にコクロコガネ(かな?)がいた。毎年見ているような気がするが、散策記に掲載するのは初めてだ。
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