2021年06月04日 裏山で出会った甲虫達
雨上がりの野山には虫が多い印象がある。たぶん子供の頃、雨上がりにクワガタが沢山とれた経験が、そう思わせているのだろう。
雨が上がった夕方散歩、道端のカラムシの葉上にトホシオサゾウムシがいた。普通種ながら、あまり見ないゾウムシで、散策記に登場するのは8年ぶりだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
赤茶色の体に黒い模様、ゾウムシの名前の由来となる象の鼻のように長く伸びた口など、特徴の多い虫だが、今回最も気になったのは触角だ。先端を見るとボールのような球体となっていて、前側は色も質感も違っている。面白いなぁ。
ドクダミの葉上にいる綺麗なハムシを妻が見つけた。ヤマイモハムシだと思う。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
朱色の頭・胸部に黒い眼と触角、濡れたように輝く藍色光沢のある翅、とても美しいハムシだ。
ヌルデの葉を見ていると、シラホシカミキリが飛んできた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これもまた特徴のある綺麗なカミキリムシだ。褐色の翅に白い斑点が可愛らしく、お洒落な印象すら抱く。
今日は甲虫ばかり3種、やはり甲虫は美しく、多種多様な造形美にあふれている。