2013年06月06日 溜め池周辺で出遇った虫達
以前グンバイトンボが生息していた地元の溜め池に行ってみた。実は最後に出遇った2004年以降、一度も出遇ってない。今日もモノサシトンボはたくさんいたが、結局グンバイトンボに会うことはなかった。環境変化で絶滅してしまったのだろうか。
モノサシトンボが目の前の葉先にとまったので、TG-2の広角(換算25mm)でグッと近寄って、背景の溜め池を入れて撮ってみた。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
それにしてもこの溜め池には他のトンボがたくさん生息している。モノサシトンボ以外にもクロスジギンヤンマやヤマトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、サナエトンボの仲間など・・・中でも1番多いのがクロイトトンボで、いたる所で交尾・産卵をしていた。下の画像も交尾中のものだが、湖面に影が映り、ちょうど背後をオオアメンボが通過するところを撮ることができた。。
Panasonic LUMIX GH3 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
溜め池側の草むらには、トビイロツノゼミ(当散策記第1回目に登場したつもりの想い出深い昆虫です、実際はモジツノゼミでした)や、アザミにやってくるモンキアゲハなどがいた。
左)LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
右)Panasonic LUMIX GH3 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
で、以上の散策は実は6月5日の空き時間で、今日、6月6日は免許証の更新のため、山口市に行き、そのまま時間を作って虫撮りをすることにした。免許の更新は午前中で終わったので、山口市のインド料理屋で昼食をしていると、窓にカミキリムシ、おそらくエグリトラカミキリが張り付いて、ウロウロしていた。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
昨日グンバイトンボに会うことがきなかったので、事前にネットでグンバイトンボがいるという某ダム湖の情報を仕入れて行ってみたが、結局モノサシトンボしか見られず、草むらのトホシオサゾウムシを撮影してその場を去った。そして以前ハッチョウトンボを撮った池に行ってみた。
到着してまず目に付いたのが、コナラの葉にとまったアカシジミ。散策記には2001年に一度だけ登場している。つまり12年ぶりの出遇いということになる。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
そして目的の池だが、やはりハッチョウトンボの姿は見えない。半ばあきらめかけていた時、足下の草むらにメスの姿を見つけた。さらにオスの姿もあり、ホッとした。
下の画像がそうだが、左側のメスはTG-2で、右のオスはGH3で撮ったものだ。レンズの画角の違いもさることながら、撮像素子のサイズの違いで、背景のボケ方が全然違うのが分かる。
左)OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
右)LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらに池までの行き帰りで出遇ったサナエトンボを3種。右からコオニヤンマ、ヤマサナエ、タベサナエだと思う。サナエトンボは似たようなものが多く、見分けが中々大変だ。
Panasonic LUMIX GH3 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6