2013年06月03日 クヌギに集まる虫達
雨上がりの早朝散歩。ササの枝にヨコヅナサシガメがとまっていた。全身ずぶ濡れになっているところをみると、ここで夜を明かしたのだろう。
OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough
足下の舗装路上に、潰れたカタツムリを食べる オオヒラタシデムシがいた。TG-2はレンズ前1cmまで寄れるので、迫力のある画像を撮ることができる。
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TG-2は防水仕様で、落下にも強く、35mm換算で広角25mm、F2.0からの4倍ズーム、望遠端でもレンズ前1cmまで寄ることができ、超解像技術による顕微鏡モードまでそなえる。さらにはGPSも内蔵(私は使ってないが)と至れり尽くせりの、私にとっては歴代最強の「虫撮りコンデジ」だ。
そうそう、今日のお題は「クヌギに集まる虫達」だった。自宅裏にはクヌギの巨木があるが、持ち主がそのクヌギを倒すことになったようだ。足下の幹にグルリと一周切れ込みを入れられている。切れ込みから大量の樹液が噴出している。
幹の周りをヒラヒラと飛んでいるチョウ。樹液を吸っていたのは、左がヒカゲチョウ、右がキマダラヒカゲ。ヒカゲチョウの上にはヨツボシオオキスイの姿も見える。
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右上画像のキマダラヒカゲの後方に、黒い甲虫の姿が見える。お尻をちょっと突くと、樹液から頭を出してきたのはコクワガタ。かなり大型の立派なコクワガタだ。その側の穴には数匹のヨツボシケシキスイが頭を突っ込んでいた。
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幹に切れ込みを入れてから何日経っただろうか。葉はみな枯れて赤茶けてしまってるし、枝も既に生気がない。幹の上を数十匹のクビアカトラカミキリが忙しく歩き回っていた。この巨木ももう長くないだろう。
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