2021年06月08日 自然光と人工光
今日は車載温度計で33度となり、体のダルさは真夏のそれだった。
とはいえ早朝はヒンヤリとして、晩夏のような感じだ。いつもの道路高架下にアオカミキリモドキが数匹いた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
上の写真は同じものを撮ったのだが、左はカメラを光らせず、右は内蔵フラッシュ(メーカーによってはストロボやスピードライトという)を光らせて撮ったものだ。随分と雰囲気が変わる。
高架を出た道端のカラムシの葉先にとまっていたカノコガも、同じように右は光らせず自然光で、左は人工光を光らせて撮ったものだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
私は自然光で撮ったものの方が好きなので、なるべく光らせずに撮影することが多いが、薄暗い環境だとシャッター速度が落ちて被写体がブレてしまう。そこでISO感度を上げるとノイズが多くなる。しかもシャッター速度をかせごうと絞りを開ける(f値を小さくする)と、ピントが合う範囲(被写界深度)が狭くなる。その兼ね合いがなかなか難しい。
内蔵人工光を光らせればその問題は解決するのだが、目で見た時の本来の色味と違うこともあるし、光が届かない背景が暗くなったりする。
そのあたりがカメラの面白いところでもあるのだが、できれば手軽に綺麗な写真が撮りたいな、と思う私は図々しいのだろうか。