2021年06月07日 自宅周辺で出会った蛾達
とにかく今日は暑かった。車載温度計で31度! しかも日中の仕事はけっこう厚着なもんだから、汗がダラダラ流れて目に入る。閉じた瞼の裏にビールが浮かぶ・・・、まだ6月上旬なのにこれだ。今年の夏はどうなるのかな。
自宅のアルミサッシに白黒模様の蛾を見つけた。全体の形や翅の模様はムラサキツマキリヨトウに似ている。調べてみたところ、これはシロスジツマキリヨトウという蛾で、散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
やはり自宅周辺で見かけた蛾を2種。
左)シラフクチバ 右)ギンシャチホコ
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シラフクチバは褐色の翅に複雑な形状をした水色の帯が綺麗だ。ギンシャチホコは銀灰色が渋い。
若い人達は、もしかすると「水色、銀灰色」よりも「ライトブルー、シルバーグレイ」と言った方が分かりやすいのかもしれない。それはそれでイイのだが、最近は年配の方でも「グレイ」とか「オレンジ」とか「ブルー」とか「ブラウン」などと発言されているのが気になる。
政治家や学者、企業家などがカタカナ言葉を濫用すると「分からない」という批判が起こり、私もそう思っているのだが、批判している人達の言葉を気をつけて聞いていると、けっこうその人達もカタカナ言葉を使っている。もちろん、既に定着しているものについては仕方ないと思うが、慣れ親しんだ色の名が廃れてゆくのは寂しい。
藍色、茜色、浅黄色、小豆色、飴色、亜麻色、山吹色、黄土色、栗色・・・
夕方散歩時、羽織っていたホワイトっぽいライトブルーのパーカーにブラウンの蛾がとまった。翅全体にダークブラウンのウェイブ模様があり、その後端はオレンジがかったイエローだ・・・辛くなってきた。
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とても特徴のある蛾だが、種名が分からない。一昨日の蛾と大きさや形が似ているし、たぶんハマキガの仲間ではないかと思うのだが、該当するものを見つけることができない。もしかしたらハマキガではないのかもしれない。