2021年06月06日 裏山で出会った虫達3
散歩コースのカラムシの葉にオビヒトリがとまっていた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
白い体や翅に暗褐色の脚と、落ち着いた雰囲気の蛾だが、実は見えない所に「こだわり」?がある蛾なのだ。
確認したくてチョイと指でつつき、ひっくり返ってもらうとどうだ。前脚の付け根が真っ赤! 背面からは想像もできない鮮やかさだ。ちなみに腹部背面も同じように赤い。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
アップル創始者の一人、故スティーブ・ジョブズ氏は、製品を作るにあたって、見えないところまで徹底的にこだわったという。初代マッキントッシュの本体ケースの裏側には、開発チーム関係者のサインが刻まれている。
オビヒトリを撮っていると、「ゴミムシがいる!」と妻が言う。一目でゴミムシと分かるようになった妻は凄い。
そこには金色を帯びた大型のゴミムシがいた。これはオオアトボシゴミムシ、散策記初登場の虫だ。しかも大変美しい。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
オオアトボシゴミムシを撮っていると、再び妻が「ここにもゴミムシみたいなのがいるよ」と言う。いたのは真っ黒でずんぐりした虫だった。これは・・・おそらくオオマルガタゴミムシではないかと思う。こちらも散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
以前も書いたと思うが、ここ最近は妻が虫を見つけることが多い。それはそれで嬉しいことだが、私だって見つけたい。そこで散歩コースにあるクワの木を見てみた。昨年クワコの幼虫がいた木だ。
ザッと見回してみたが何も見つからない。が、よく見ると1枚の葉先に小さな虫らしきものがいる。大きさは2〜3㎜ってとこだろうか。丸まっているのでよく分からないが、ゾウムシの仲間のようだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
顔を確認しようと葉っぱを持ったのがいけなかった。ポロッと草むらに落ちてしまった。足元を見るが当然見つからない。
帰宅して調べてみたが、種名はさっぱり分からない。けっこう特徴のある模様をしているので見つかりそうなものだが、なんせ国内には1000種類を超えるゾウムシがいるそうだし、ましてやこんな極小のゾウムシはあまりとりあげられる機会がなさそうなんで、潔く諦めた。