2021年06月19日 裏山で出会った蛾達3
いつもの裏山道路高架下に、カバフヒメクチバがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
「カバフ」というのは「樺斑」と書くらしく、「樺」は「樺色」を意味するのだろうか。「樺色」は茶色っぽい色で、蒲(ガマ)の穂の色に似ているから「蒲色」とも言うらしいし、解説によれば本来は「蒲色」だったが、「樺色」と誤用されたという説もあるらしい。
実際の「樺色」は、上のカバフヒメクチバよりも、むしろ下のケムシの色の方が近い。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ヒトリガか何かの幼虫だが、とにかく見事な毛並みだ。茶色部分には濃淡があり、長い毛の根元は黒く先が白いという凝りよう(?)で、目が釘付けになる私はやはり美的感覚が変わっているのだろう。