2021年06月01日 公園で出会った虫達
ここ山口県では、昨日今日と2日続けて30度超えの真夏日となった。尾骨を強打してから1週間、少しずつではあるが痛みが和らいできたような気がするので、運動不足解消を兼ねて、昨年5月に訪れた海がよく見える小高い公園に行ってきた。
遊歩道に入ってすぐ、草の茎にしがみついている甲虫がいた。ゴミムシダマシの仲間かな? いくつかの資料をあたってみたが、結局種名は分からなかった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
木漏れ日の射す遊歩道の、陽当たりの良い葉の上で、ミズイロオナガシジミが翅を開いたり閉じたりしていた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これまで何度か掲載してきたミズイロオナガシジミだが、翅の表側を撮ったのは初めてのような気がする。裏側と比べると、はっきり言って地味だ。
ムラサキシキブにはイチモンジカメノコハムシがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ずいぶん久しぶりだな、と思って調べてみたら、前回の掲載は14年前の岩手県・中尊寺で撮って以来だった。14年前、仕事で主張だったとはいえ、東北6県を2週間かけてレンタカーで回れたのは楽しかったな。もうあんな機会はないだろうが、再訪した所がいくつもある。
道端の葉上にツチカメムシが2匹いた。パッと見は小さなゴキブリに見える普通種のカメムシだが、掲載するのは9年ぶり、2度目だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
公園から帰宅する途中、以前から気になっていたクヌギの木を2箇所見て回った。
最初の場所では数本のクヌギいずれも樹液が出ていなかった。クヌギに巻き付いたツル植物の葉にホタルガを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これまでホタルガを掲載した最も早い日が、18年前の6月10日なので、1週間以上早い。やはり今年は夏の訪れが早い。その18年前に書いているが、当時はよく熱を出したり、体調崩すことが多かった。ここ数年は風邪をひくことはなくなったが、転倒しての捻挫や打撲が多くなった。それも5〜6月頃が多い。やはりこの時期は私には要注意なんだろうか。
そしてもう1箇所のクヌギを見に行った。ここには溜め池の周囲に20本くらいのクヌギがあるが、樹液が出ていない。暑いしもう帰ろうかな、と思いつつも、もう1本、もう1本と結局一番奥まで見て回ると、そのクヌギは樹液が出ていて、オオスズメバチとヒオドシチョウがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クワガタはもちろん魅力的だが、多種多様な虫が集まる様子は見ていてワクワクするし、それこそが樹液観察の魅力だ。