2021年06月14日 野山で出会った虫達
3週間前に妻が拾ってきた子猫は、結局うちで飼うことになった。先住猫達は最初のうちは警戒して近づこうとしなかったが、今ではかなり打ち解けてきたように見える。とてもヤンチャなので、持て余し気味ではあるが。名前はアレコレと意見が出たが、今のところ「チビ、チビスケ」あたりで落ち着いている。
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猫はそれくらいにして、今日の虫撮りはいつもの道路高架下から。早朝目に付いたのはゲンジボタル。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
頭部の大部分を占める大きな複眼が印象的だ。夜に活動するので、大きな眼が不可欠なんだろう。
所変わって、午後から買い物に出たついでに、グーグル・ストリートビューで気になっていたポイントに寄ってみた。クワガタ大作戦を始めてから、こうしてパソコン上で下見をする機会が増えた。つくづく便利になったものだ。
今日のポイントは、予想通りクヌギが多く、樹液が噴き出しているアキニレの木もあった。アキニレにはシロテンハナムグリの団体と、ヒカゲチョウが3匹、そして画像右下写っているヤセバエがいた。
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この賑わいなら、クワガタも集まってくるだろう。アキニレには立派なオオゾウムシもいた。このオオゾウムシ、動きは鈍いけどとても力が強くて、手に取って指など掴まれると引き剥がすのが大変だ。
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帰り道、一昨年キボシカミキリがいたイチジク畑に寄ってみた。何本もあったイチジクの木がほとんど枯れていて、まともな木は1本だけ。その1本の木にキボシカミキリが4匹確認できた。
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カミキリムシの仲間は国内に800種くらいいるそうだ。キボシカミキリはその中でも触角が長いのが特徴だ。
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夕方の裏山散歩では、クワの葉にカタモンミナミボタルがいた。全身真っ黒で、肩に見える部分に朱色の紋があるホタルの仲間だ。
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ところで、このクワの木には今月5日に載せたツシママダラテントウが数匹いた。ヘクソカズラなどアカネ科の植物に集まるそうだが、実はこの10日間、裏山の様々な植物でツシママダラテントウを見ている。生息範囲を拡げているのだろうか?