2020年05月16日 野山で出会った虫達11
昨夜はけっこう強い雨が降った。田植えシーズンなので農家の方にとっては恵みの雨なのかな?
仕事が終わった午後には雨が上がったので、近場の寂れた山間部ダム公園に行ってみた。しかし、あまり、というかほとんど虫の姿がない。気温が上がってないからだろうか。カエデの若葉にいたホソスジツトガをなんとか見つけることができたくらいだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
この印象的な綺麗な蛾、散策記に登場するのは14年ぶりだ。
夕方は裏山での愛犬散歩。昨年バケヒラ(70㎜超えのヒラタクワガタのこと)を見つけたクヌギの木は、一昨年と同じようにバッサリと切られていて、今年は樹液が出ないかも・・・と心配していた。今日覗いてみると、樹液が出てヨツボシケシキスイが多数集まっていた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ヨツボシケシキスイに混ざって、二回りくらい小さな甲虫がいる。たぶんナガコゲチャケシキスイだろう。左端にはさらに小さな甲虫が写っている。これはクロキマダラケシキスイかな? 自信が無いな。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
新緑に不気味な(私にとっては美しい)模様をしたイモムシがいた。これはクワコの幼虫だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
以前から見てみたいと思っていたイモムシなので興奮した。なんという独特な色模様だろう。しかもお尻の方には角まである。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
すぐ側に一回り小さく模様が違うヤツもいた。おそらく上の画像が終齢幼虫で、下の画像は3齢幼虫ではなかろうか。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
このクワコが品種改良され、人為的に作り出されたのがカイコだと言われている。