2020年05月20日 裏山で出会った蛾達2
いつもの早朝裏山道路高架下、1匹目は地味な小さい蛾。うっすらと斜めに入った褐色の線が控えめだ。これはナニセノメイガという蛾で、散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ナニセノメイガという何とも変わった名前はどういう意味なんだろうかと調べてみたところ、漢字表記は「菜偽野螟蛾」と書くようだ。幼虫がアブラナ科(菜)を食草とする「ニセノメイガ」ということなんだろう。
続いては、一転してクッキリとした白黒模様の蛾、ホシオビコケガだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
こちらの漢字表記は「星帯苔蛾」。白い翅に黒い「星を帯びた」、幼虫が地衣類を食草とする蛾ということだろう。
最期はグッと派手な色模様のスジベニコケガ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ついでにこいつの漢字表記は「筋紅苔蛾」もしくは「条紅苔蛾」。これはもう読んで見たそのまま「紅色のスジがある苔蛾」ということだ。
見るからに毒々しい模様だが、毒はない。