2020年05月25日 野山で出会った虫達18
裏山愛犬散歩で、道路上を歩いている白い蛾を見つけた。これはキアシドクガという蛾だ。翅がクシャクシャになっているのは、羽化に失敗したのだろうか。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
そういえば5年前に同じ場所で、羽化直後の様子を撮った。幼虫はミズキやエゴノキの葉を食べるようだが、この近くにあるのかな?
このキアシドクガはどうやら飛ぶことができないようだ。ならばと、正面から顔を撮ってみた。いかにも「蛾です!」って感じの触角がイイ。そして基本的に白黒のモノトーンの身体なのに、前脚だけ派手な黄色というアクセントもイイ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
裏山の道路沿いには菊がたくさん生えている。この辺りに車を停めて墓参りに行く人が多いので、お供えされた菊の花を捨てたものが繁殖したのだろうか。その葉の上にザトウムシがいた。クモに近い仲間だ。とにかく身体に対して脚が長い。羨ましいことだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
こういう脚の長い生物は得てして嫌われる。そして脚が無い生物も嫌われる傾向にある。例えばヘビがそうだ。道路上にシマヘビがいたのだが、これが思いきりうねっていて、しかもピクリとも動かない。死んでるのかと思ったが、そのうち動き出して逃げていった。このウネリは何なんだろう? 一応ヘビ嫌いの方のために小さな画像にしておいたが、クリックすれば他の画像同様に900×600pixelの画像が開く。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
そして今夜は、自宅から車で30分の所にある、ヒメボタルの名所に初めて行ってみた。いや、日中はよく訪れているが、ヒメボタルを見に来たのが初めてということだ。
ポイントもよく分からず、地元の知人情報をたよりに適当な場所で日暮れを待ってみたが、まったく光らない。やはり初めてホタルを撮りに来たという若い人と情報を交換しつつ、なんとかそれらしい場所にたどり着くことができた。
Panasonic LUMIX GH3 + G X VARIO 12-35mm/F2.8
ゲンジボタル等のスーッと流れるような光り方とは違い、パッ、パッと短い周期で弱いフラッシュのような光り方をする。一昨年長崎の雲仙で光りだけ見たことがあるが、あの時の1匹2匹くらいだった。この場所では数十匹が光っていてとても幻想的だ。
ただ、暗くなってから決めたアングルで、レンズももっと明るい方が良さそうだし、歩道に三脚を設置したので落ち着いて撮影できなかったのが残念だ。f1.4の単焦点レンズでも買って再挑戦するかな・・・。
そうこうしているうちに1匹が側まで飛んできたので本体も撮影することができた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8