2020年05月14日 野山で出会った虫達10
車のボディにベニカミキリがいた。写真では分かりにくいが、ドア面でほぼ垂直だ。よくこんなツルツルなところに張り付くことができるもんだと感心する。しかしそれは人間の視点であって、虫の立場からするとツルツルに見える面も、けっこう凸凹しているそうだ。その凸凹に脚先の細かい毛や突起を引っかけているらしい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
天気がよかったので、山間部の自然景勝地、国の天然記念物である大岩郷に寄ってみた。人っ子一人居ない貸し切り状態だ。
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アザミの花が咲き乱れていて、何種かのチョウを見ることができた。
左はコチャバネセセリ、右はアオスジアゲハだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
アオスジアゲハはともかく、コチャバネセセリを掲載するのは久しぶりだな、と思って調べてみると13年ぶりだった。現在女子大生の娘達が小学校に入学した頃のことだ。そういえば今年は「虫撮り散策記」開設20周年になるんだなぁ・・・過ぎ去ってみればアッという間だ。
ついでにもう1匹。この時期あちこちの新緑で見ることができるバラルリツツハムシだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
今日も仕事が無くて暇だったので、ゆっくりと虫撮りをしようと思っていたんだが、岩の間を移動している時、足場がグラついてバランスを崩して、転げ落ちてしまった。落ち方がよかったのか大した怪我はなかったけど、つくづく加齢と運動不足による衰えを感じる。