2020年05月04日 野山で出会った虫達3
昨日は終日雨模様だったので、仕事以外は家で大人しくしていた。今日は雨が上がったので、午前中の仕事を終えて午後から野山に出かけた。
アザミの葉上で交尾しているヤマトアザミテントウを見つけた。国内には100種類以上のアザミがあるそうだが、私がヤマトアザミテントウを見るのはいつもこのアザミだ。種名は分からない。渓流沿いの日陰でよく見るアザミだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
同じアザミの葉上にいた橙褐色の虫。体長は1㎝くらい。けっこう特徴のある色形をしているのに、種名が分からない。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
アザミの葉には黒っぽい小さな甲虫がたくさんいた。カミナリハムシの仲間だと思う。アザミにいたのでアザミカミナリハムシだと安易な判断をしたがどうだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
シダの葉にとまっていたのはオオカギバ。散策記初登場の蛾だ。モノトーンの渋い色合いながら、その模様は複雑でとてもカッコイイ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
苔の上で一休みしていたのはクロサナエだ。羽化してあまり時間が経っていないのだろう、眼の色が薄く、体は艶々している。私は歳をとって頭が薄く、顔は脂ぎって艶々している。どうでもイイことだが。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
夕方の裏山散歩では、道路高架下にクロフシロヒトリがいた。独特な色彩と模様が素敵な蛾だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
先月も掲載した裏山のアラカシの木。今日は前回以上に樹液があふれ出していて、オオスズメバチが4匹いた。これはみな越冬から目覚めた新女王バチで、かなり大きい。前回書いたように攻撃性は低いのは分かっているが、あのブ〜ンという低い羽音が聞こえると、小学生の時にオオスズメバチに刺された恐怖が蘇り、どうしても一歩引いてしまう。これだけ樹液が出ていたら、よく探せば他の虫、たとえばコクワガタとか見つかりそうなものなんだが・・・。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8