2020年04月28日 野山で出会った虫達4
今日歩いた公園というか山道は、駐車場で人の姿を見るだけで、歩いている間は全く人に会わなかった。田舎生活には多少の不便さを感じることもあるが、現在のような非常時においては、散歩しても人と会うことがない田舎は、ストレスが少ないのかな?と思う。
さてさて、道端の木の枝にいるヤツボシハムシを見つけた。昨日のキイロテントウダマシも「久しぶりだな」と書いたが、ヤツボシハムシはもっと久しぶり、16年ぶりだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
こちらはイチモンジハムシ。胸の黄色い部分に黒い紋が一列に並んでいるのが特徴だ。全体に漆を塗ったような光沢感がある綺麗なハムシだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
日陰の草むらにいた小さな蛾。翅が金色に輝いている。これはホソオビヒゲナガという初掲載の蛾だ。「ヒゲナガガ」という蛾の仲間で、写真では分かりにくいが、オスの触角(ヒゲ)がとても長い蛾だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
夕方、愛犬との裏山散歩で、毎年虫が集まるカシノキにオオスズメバチがいた。見れば樹液が流れている。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
このオオスズメバチはとても大きく、時期的にも越冬から目覚めた新女王バチだと思われる。この時期の女王バチは、越冬明けで体力が落ちているうえに、巣作りをしなければならないので、攻撃性は低いと言われている。とはいえ刺されたら大変なので、決して素手で掴んだりしてはいけない。誰もそんなことしないか・・・。