2020年04月02日 県東部で出会った虫達
知人の葬儀があった県東部へ行ってきた。自宅から車で100㎞を超える移動だ。都市部では新型コロナウイルス感染を心配して、電車やバスなどの利用が懸念される声を聞くが、地方の田舎では移動手段は自家用車が中心だからその心配はほぼない。ていうか、そもそも公共交通機関があまりないもんなぁ・・・。
今日は青空が広がる晴天だ。せっかくここまで来たんだから、気分転換に上関・長島という県東南部の島に行ってみた。瀬戸内海国立公園指定地域のひとつだ。
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橋を渡って少し走ったところにある城山歴史公園内を歩いてみた。
遊歩道脇の葉上にいたのはマルカメムシ。成虫越冬するマルカメムシ、春の陽気で活動を始めたのだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
伸び始めたアラカシの新芽に、小さなチョッキリがいた。おそらくコナライクビチョッキリだろう。彼等は幼虫で越冬し、早春にサナギとなり、春に成虫となって活動する。撮影時は風があったので、葉っぱにピントが合ってしまったのが残念だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
こちらはマミジロハエトリというハエトリグモの仲間。キリギリスかなにかの幼虫を捕食していた。
赤い毛に縁取られたような大きな眼が、可愛らしくもあり不気味でもある。「キモカワ」とでも言うんだろうか。個人的に「キモカワ」といえば鶏肉の部位や、フグ料理を連想するのだが。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8