2020年04月25日 山間部で出会った虫達
緊急事態宣言下、大型連休が始まった。とはいえ個人的には10日以上仕事がなく、既に大型連休・・・というより失業中だ。
不要不急の外出を避けよとのお達しだが、地方の片田舎では外出しても滅多なことでは人に会わない。もちろんコンビニやスーパー等に行けば別であるが。
ということで、車を運転して人っ子一人いない山間部に行った。
まず出会ったのはサカハチチョウ(サカハチョウとも言う)。久しぶりの出会いだ。前回掲載したのが2008年なので12年ぶりだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
湿地ではダベサナエやヨツボシトンボといった、出現時期の早いトンボ達に出会った。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
人の気配がしない小さな神社の繁みにカワトンボがいた。
カワトンボの分類は近年整理され、従来「ヒガシカワトンボ」「オオカワトンボ」と呼ばれていたものは「ニホンカワトンボ」。「ニシカワトンボ」「ヒウラカワトンボ」と呼ばれていたものは「アサヒナカワトンボ」とされている。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
さて、今日出会ったカワトンボ、私はニホンカワトンボだと判断した。ニホンカワトンボは地元ではまず見ることがなく、当散策記では13年前に岩手県で出会っただけだ。もしもこいつがニホンカワトンボなら人生2回目! ただ、これまでも間違えることが多かったので、イマイチ自信がない。
境内の片隅に咲いていたダイコンか何かの花に、カワゲラがいた。花にやってきたのではなさそうだ。何故ならカワゲラの成虫の口は、水を吸うだけで、物を食べることができないと考えられているからだ。このカワゲラ、たまたま近くの川から飛んできて、花に着地したのだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8