2020年04月19日 阿知須で出会った虫達
毎年ベッコウトンボを観察できる公園に行ってきた。朝イチだと貸し切り状態に近く、「密集、密室、密接」の「3密」とは無縁状態だ。
最初に見つけたのはイトトンボ。胸の黒筋や、複眼の後の模様から、ムスジイトトンボだと思われる。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
しばらく歩くが中々ベッコウトンボに出会わない。昨年大発生していたから今年は外れ年かな? などと考えながら歩いていると、ようやく1匹見つけることができた。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
1匹見つけてからは、あっちにもこっちにもベッコウトンボ。20匹くらいは確認できた。これからどんどん羽化して数が増えるんだろう。
遊歩道の草むらにはカミキリモドキが多かった。これは腹部が黄色いからフタイロカミキリモドキのメスではないかと思う。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
道中の看板には立派な後脚のカミキリモドキがいた。これはフタイロカミキリモドキのオスだ。なんで後脚がこの色なんだろう?
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
後脚は太いけど、色が褐色でないものもいた。これはモモブトカミキリモドキのオスだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
グミの木にシジミチョウがとまった。視力が落ちている私は「いつものヤマトシジミとかルリシジミだろう」くらいに思って、適当に2〜3枚撮っただけだった。帰宅してモニタで確認したところ、どうも馴染みがない模様のチョウだ。調べてみてサツマシジミという初見のチョウだと分かった。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
これもあまり期待せずに撮ったシジミチョウで、ツバメシジミだ。何度も掲載してきたチョウだが、最近はご無沙汰していて8年ぶりの掲載となる。
Panasonic LUMIX G7 + G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
そして昨年も載せたイボタガの幼虫に、今年も出会うことができた。昨年は4齢幼虫だったが、今年は小さな1齢幼虫だ。やはり不気味ではあるが、小さいためか可愛らしくもある。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8