2021年05月28日 野山で出会った虫達6
体勢を変える度に「いたたたっ」と言うのが口癖になってしまった。尾骨周辺の痛みに耐えながら、今日も元気に?散策だ。
裏山のカラムシの葉上で交尾するラミーカミキリと、クワの葉上で休んでいるミドリカミキリがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
かつては自宅のサンザシの花で、毎年のように見ていたミドリカミキリだが、ここ数年サンザシの花に虫が集まらなくなってきた。久しぶりのミドリカミキリはなんと10年ぶりだった。赤みを帯びた金緑色の金属光沢の体に青色光沢のある黒くて長い脚、そして今回気付いたのが口元。大アゴに赤紫色の光沢がある。なんと美しいカミキリムシだろう。
いつもの道路高架下にはスカシヒロバカゲロウ(だと思う)がいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
翅の大きさに対して、頭がとても小さい。20〜25頭身といったところだろうか。巨顔の私には羨ましいかぎりだ。
自宅の窓にとまっていた小さな蛾。これはコメシマメイガという初登場の蛾だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
初登場はイイんだけど、コメシマメイガの幼虫は貯蔵穀物の害虫として知られている。台所近くの窓にとまっていたので、お米にいたのが羽化したのか、産卵しにやってきたかだろうか?
そして連夜の樹液場訪問。昨夜訪れたクヌギに今夜も行ってみた。大物に出会うためには、とにかく地道に通うしかない! が、今夜も目当ての大型ヒラタクワガタやオオクワガタには会えなかった。いたのはクロホシテントウゴミムシダマシ、体長3㎜! 14年ぶりの掲載だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
前回も書いているように、なんとも長ったらしい名前の虫だ。「黒い星模様があり」「テントウムシのように見え」「ゴミムシに似ている虫」ということだろう。いろんな要素が込められた名前だ。「寿限無寿限無・・・」ほどではないが。