2021年05月21日 自宅と裏山で出会った虫達
昨夜、自宅の電話の前にフタモンウバタマコメツキが落ちていた。何で家の中に? と思いながら顔のドアップを撮ることにした。ちなみに体全体はこんな虫だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
撮影しながらカメラのモニタで確認すると、口の周りに小さな糸くずのようなものが着いている。せっかくなら綺麗な顔でと思い、糸くずを取ってやろうと体を掴むと、下の画像のように脚をすくめて、固まってしまった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
コメツキムシは危険を感じると、こうして死んだふり(擬死行動)をする。さらにこの状態で仰向けにしたり、手に持ったままにすると、胸と腹の部分を曲げて、カチン!と音をたてて跳ねる。その動作が米を搗く様子を連想させるというのが名前の由来だ。ちなみに英語名ではクリック・ビートル(Click beetle)といい、クリック音を出す甲虫という意味だ。
和名のコメツキムシは、今の若い世代以下においては「米搗き」という概念がないので名前の由来は分かりにくいのではなかろうか。
今朝の早朝散歩では、いつもの道路高架下にウスキツバメエダシャクがいた。昨年10月に書いたように、顔が赤いことから、よく似た別種と見分けがつく。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ところで、先日来病院での検査のことを書いてきたが、今日の診断結果から、おそらく太もも裏のシコリは悪性の腫瘤ではなく、筋膜の炎症だと思うということだ。生体検査をしていないので100%安心ということではないが、とりあえず3ヶ月様子を見ようということになった。