2009年7月21日 秋吉台の虫達
RICOH CX1 & Panasonic FT1
19日・20日は、九州の友人家族達と、毎年恒例のキャンプに行った。
目当ては「昆虫採集」。地元の後輩宅の裏山には、私の知る限りでは県内最高の雑木林がある。そこへは2日目の早朝に訪れることにして、今日は海で泳いだ後、秋吉台のキャンプ地に向かった。キャンプ場はクヌギだらけで、ご覧のように樹液が出ている木もある。否応無しに期待が高まる。
心配された雨もほとんど降らず、女性陣がキャンプの手続きをしている間、子ども達と周囲の草むらで虫探し。「オヂチャン、これ何?」と尋ねるタケル君の指先には、見たこともない虫がいた。ハゴロモの仲間?いや、キジラミ? ウンカ? 調べてみたがよく分からない。ご存知の方がいらっしゃったら、是非とも教えてやって下さい。
(キスジハネビロウンカだと分かりました。)
手続き管理棟の壁にいたのは、帰宅後に調べたところ、クリイロクチキムシだと分かった。見つけた時は「何これ、ゴキブリ?」という子もいたが、パッと見て「クチキムシの仲間だよ」と言えるようになった、自分のマニアックさに呆れる。
バーベキュー頃から降り始めた雨は、2日目まで降り続いた。個人的にメインイベントであった「クワガタ採集」は、強行したものの不発に終わった。早朝から駆けつけてくれた後輩のK君、残念だったけど子ども達は楽しんでくれたよ。
キャンプ場に戻ってみると、駐車場の電話ボックスに、翅の透けた淡い色の蛾がいた。スカシエダシャクというそうだ。
そして更新している今日21日は、ここ山口県では記録的な豪雨となり、県内各地に大きな被害が出た。私も未明から延々と続いた雷雨にグッタリとし、今日はキャンプ以上に疲れてしまった。