2009年7月29日 林で出会った虫達
RICOH CX1
明日行われる 子ども会 の準備のため、山陽小野田市に行った。少し時間があったので、会場の裏山を歩いてみた。
うっそうと繁った林を歩くと、1匹のトンボが目の前を横切り、側の樹上の枝にとまった。水色の模様が美しいカトリヤンマだ。
裏山は温暖な海沿いの山なので、柑橘類の栽培がなされている。その葉に脱皮中の虫の姿があった。
これはアオマツムシだ。アオマツムシは、明治期に大陸からやってきたものが東京で発見され、以降全国に分布を広げている。晩夏から「リューリュー」と大合唱する。
ここは椎茸の栽培もしているらしく、クヌギの雑木林が広がっている。そのうちの1本の若いクヌギの枝に、行列進行しているケムシの大群がいた。たぶんツマキシャチホコの幼虫だと思われる。ケムシ嫌いの人は、見たくもない光景だろう。