2009年7月6日 島根県で出会った虫達
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm & RICOH CX1
今日は仕事で、山口県東北部〜島根県辺りへ来ている。中国自動車道を走ってゆくからには、PAのトイレをチェックしないわけにはゆかない。最初に寄ったPAで、さっそく6cm級の大型のヒラタクワガタを見つけた。他にもコクワガタやノコギリクワガタ、多数の蛾を見ることができた。
駐車場側に咲いていたユリ科植物の花の付け根に、白いアブラムシがびっしりと張り付いていた。調べてみると、キスゲフクレアブラムシというそうだ。
島根県に入ってから、少し時間に余裕があったので、遠回りをして「水源公園」に立ち寄ってみた。4年前に初めて訪れた公園だ。相変わらず閑散とした所だが、それだけに虫の姿が多い。歩き始めてすぐに、ツツジの繁みから何かをかじるような妖しげな音が聞こえる。そっと覗いてみると、フタモンアシナガバチの巣を襲っているヒメスズメバチの姿があった。ヒメスズメバチは巣から引っ張り出した幼虫をバリバリとかじっていた。気の毒に、フタモンアシナガバチは為す術もなく、端っこで様子を窺うことしかできないようだった。