2005.06.29 カメノコテントウの蛹の脱け殻 E5000
道中立寄った公園のヤナギの葉に、テントウムシと思われる大きな蛹の脱け殻があった。 その大きさや、ヤナギの木ということから、これはカメノコテントウのものだろうと察しがついた。 カメノコテントウはクルミハムシの幼虫や、ヤナギハムシの幼虫を食べるので、クルミやヤナギに見られるらしい。 というのも、私は未だカメノコテントウに出会ったことがない。 別に珍しい種ではないそうだが、山地性であることや、上記ハムシの生息地という条件などから、これまで縁がなかったのだろう。 つい先日も、長野県の知人から「白馬で何百というカメノコテントウの群れに出会った」とのメールを頂き、とても羨ましく思ったものだ。 だから例え蛹の脱け殻であっても、とても興奮し、周囲を念入りに探したことは言うまでもない。 残念ながら成虫の姿は見つからなかったが、「またいつか会えるかもしれない」という期待を胸に、公園を去った。
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