2009年7月28日 トビイロスズメ
RICOH CX1
昨日、妻の叔母が亡くなったとの連絡が入った。妻は昨夜から県東部の光市に行っている。私達も今朝発ち、叔母の葬儀に行った。
帰宅してから8歳の娘が「死」について問うてきた。
映画「おくりびと」の実質的原作者、青木新門氏は次のように言われた。
(前略)映画「おくりびと」は<世渡る>納棺師が描かれていた。即ちヨーロッパ近代思想の人間愛で終わっていた。私は著作権を放棄してでも「納棺夫日記」と「おくりびと」の間に一線を画すべきと思った。妥協することの出来ない一線であった。(中略) この世を安心して生きるには、後の世も安心であることが絶対条件なのである。
それは私が納棺の現場で死者たちから教わった真実であり、ブッダが説く真理であった。
みなさんは、家族や友人から「死」について問われた時、どのように答えられますか?
さてさて、帰りの道中、山陽自動車道のSAに寄ると、自販機入り口前の足もとの壁に、巨大なスズメガがいた。側にいた娘達も「ウワ〜! でっかい」と喜んで?いた。
これはトビイロスズメという、スズメガの中でも大型の部類に入るものだ。
他にも何かいないかと、SAの建物周囲を見て回ると、またトビイロスズメ。こちらは近づけたカメラに警戒したのか、翅を小刻みに震わせ始めた。この少し翅を立てた様子を、斜前から見た姿が、格好イイんだよね〜。そして「バサバサ」と音がするんじゃないか、という雰囲気で飛び立っていった。