2020年10月02日 クワガタ大作戦4
午前中の仕事を終え、午後から今年4回目となる「オッサン連合クワガタ大作戦」を決行した。もう10月なので、活動しているクワガタは少ないが、実は不確かながら「オオクワガタの生息地」情報を得たので、来年に向けての下調べを兼ねて、野山を歩こうということになったのだ。
情報といっても非常に乏しいもので、「おそらくこの辺りじゃないか」という雑木林を適当に歩いてみた。竹林に点在する大きく育ったクヌギやコナラ。樹液が出ている木はほとんどない。ただ、立ち枯れのクヌギが数本あり、オオクワガタの産卵に適している。
しばらく探していると、オッサンA氏が「あそこに何かいる」と5mくらいの高さの所にある黒光りを見つけた。竹を使って落としてみると、ノコギリクワガタだった。越冬できないノコギリクワガタ、頑張っているなぁ。これまで見た最も遅い時期のノコギリクワガタが去年の10月1日だったので、記録更新だ。
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一通り歩き回り、それらしい木をチェックし終わったので、場所を変えてみることにした。
訪れた雑木林はクヌギの木が数十本、しかも年数の経った大きな木が多い。しかし、やはりここも樹液がほとんど出ていない。もう10月なんだからこんなもんだよね、とオッサンT氏と一服することにした。集中力と根気の塊のようなA氏は、1人で奥の方まで行っている。
しばらくして戻ってきたA氏が「これがいた」と見せてくれたのは、艶々した小型のヒラタクワガタだった。
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さらに場所を変え、以前から気になっていた地元知人宅の裏山へ。この夏、知人に「最近クワガタ探しに凝っていて、お宅の裏山の雑木林が気になるんですけど」と相談したところ、「いつでもご自由に」と言ってもらえたので、気兼ねなく探すことができた。結局ここではコクワガタを5匹見つけることができた。
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それより、ここのクヌギは大木が多く、蔓植物がグルグル巻き付いて、洞も多い。もしかしたらここにもオオクワガタはいるのかもしれない。などと妄想しつつ、今回のクワガタ大作戦を終了した。