2020年10月01日 島原市で出会った虫達
夕方までまだ時間がある。ならばと、昨年も訪れた雑木林に向かった。昨年よりも樹液の出は悪いようで、虫の姿はあまり見えない。それでも木の高い所に集まっているシラホシハナムグリを見つけることができた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
そして昨年赤いノコギリクワガタがいた、洞のあるクヌギ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
この洞にはコクワガタのオスとメスを見つけることができた。オスはともかく、メスはアリの集団に半ば埋もれたようになっている。襲われている様子もないので、仲良く樹液を舐めているのだろうか。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
さらに洞の隅々までじっくりと見てみると、黒光りする大きなお尻が見えた。これはヒラタクワガタのお尻だ。
何度か書いているが、私は基本的には虫を捕まえることはしない。しかし「手に取って大きさを確かめたい」という衝動に駆られて、洞からほじくり出すことにした。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
定規で測ったとこり、60㎜のまぁまぁの大きさのヒラタクワガタだった。こうして大物に会えると嬉しい。
草地の蕾にいた小さなカメムシはメンガタカスミカメ。小さいながら独特の体型、模様をした魅力的なカメムシだ。掲載するのは実に17年ぶりとなる。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
セイタカアワダチソウの茎にいたのはホシアワフキ。こちらも17年ぶりの掲載だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
6日間の長崎出張を終えて、多くの虫に出会えた幸せを噛みしめつつ、あらためて「所変われば、色んな虫に出会えるな」ということを実感している。
今日(10月1日)の夕方帰宅して、明日はゆっくり過ごしたいところだが、午前中は仕事、そして午後は急遽「オッサン連合クワガタ大作戦」をすることになった。さてさて、どうなることやら。