2020年10月03日 裏山で出会った虫達
長崎出張&クワガタ大作戦から1週間、ようやく日常が戻ってきた。1週間ぶりの裏山散歩で、セイタカアワダチソウの茎にとまっているアワフキムシに出会った。一昨日掲載したホシアワフキに似ているが、こちらはモンアワフキという種のようで、散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
センニンソウか何かのツルに、細身のバッタがいた。腹の先から伸びる産卵管が異様に長い。これはオナガササキリだろう。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
カメラを近づけると反対側に隠れようとしたので、何とかこちらに向かせようと思った時、蚊が数匹集まってきたので手で払いのけて、もう一度正面を向いてみると、そこにはもうオナガササキリの姿はなかった。昨日のクワガタ大作戦でもそうだったが、とにかく蚊が多い。涼しくなってきたので活動が盛んだ。
ササキリを探すのを諦めかけた時、愛犬と先に進んでいた妻が「何かおるよ」と私を呼ぶ。行ってみると道端のイヌビワの葉に黒っぽい小さな虫がいた。体長は3㎜ほどで、肉眼では「小さなハエトリグモ?」って感じだった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
上の画像をカメラのモニタで確認して「ハムシの仲間かな?」と思ったが、横からの画像でゾウムシだと分かった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
初めて見るゾウムシだったので、帰宅してネットで調べてみたところ、タバゲササラゾウムシだと判明した。初めて聞く名前だ。
「タバゲ」は「束毛」だろうか、体のあちこちにそんな感じの毛が生えている。では「ササラ」とは? 漢字では楽器の「簓」や、お茶の道具の「筅」など、いずれも竹を細かく割って束ねたりしたものを表す。 ん?それじゃ「タバゲ」も「ササラ」も同じような意味じゃないか。う〜ん、よく分からんが、今日は2種目の所見の虫ということで良しとしよう。