2020年08月21日 クワガタ大作戦2
先月22日以来1ヶ月ぶりに、今年2回目となる「オッサン連合クワガタ大作戦」に臨んだ。今回は、平素仕事で移動している時に気になっていた県西部のクヌギを見て回ることにした。
朝5時に出発して最初のクヌギで幹にとまっているヒラタクワガタを発見した。捕まえてサイズを測ると65㎜。なかなかの大型だ。これは幸先がいい。ただ、捕るのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまった。仕方ないので樹液をなめていたミヤマカミキリの写真を撮った。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
何カ所か回ってカブトムシや小型のミヤマクワガタなどを見つけ、8時頃に訪れたクヌギ林。川沿いの小さなクヌギにカブトムシが3匹いた。ほぼ同じ大きさのオス、勝負に勝ってメスを射止めたのは左側のオスだったのだろう。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
川を渡った所に数十本のクヌギがある。樹液が出ている木はあまり多くなかったが、木によっては下の画像のように、カナブンでとても賑わっていた。 中ほどにはノコギリクワガタのペアも確認できる。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
さらに奥へと探してゆくと、洞のあるクヌギが何本もあり、ヒラタクワガタばかり10匹くらいいた。ここは「ヒラタ林」か? 樹液が出ている木も多く、夜に来れば様々な虫で賑わっていることだろう。
林縁の道を移動している時、赤紫色に輝く虫が飛んできて足元に着地した。オオセンチコガネだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
実は山口県内でオオセンチコガネを見るのは初めてで、これまでは大分県と京都府でしか見たことが無かった。地元で見るのはセンチコガネばかりだった。見分け方は簡単で、頭の前部が丸っぽいのがセンチコガネ、三角形なのがオオセンチコガネだ。
昼食にラーメンを食べて午後から再び野山を回った。以前から目を付けていた田んぼの中の川沿いの1本クヌギ。1人だと車を停めてまで虫探しができない軟弱者の私だが、今日は違う。
「ヒラタがいる!」というオッサンA氏の声で、現場を確認すると、幹の割れ目と枝の間に確かにヒラタクワガタがいた。しかもかなりの大型に見える。苦労してほじくり出してみると、なんと68㎜のデカヒラタだ。本日最大のヒラタにオッサンT氏も大興奮。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
その後も数カ所回って、本日出会った合計は、ヒラタクワガタ十数匹、コクワガタ3匹、ノコギリクワガタ4匹、ミヤマクワガタ2匹、カブトムシ十数匹という大満足の1日だった。
帰途につこうとした時、オッサンA氏の携帯電話が無いことが判明し、再び山に戻って探し回った。繁みで私が発見し「あったぁ!!」と叫んだ時、A氏はデカヒラタを見つけた時よりも嬉しかったそうだ。
猛暑日だった今日、1日野山を歩き回って最後は携帯を探し回って、驚くほど汗をかいたが、おかげで夜のビールが最高に美味しかった。