2020年08月26日 裏山で出会った虫達12
今日、山口県で初となる新型コロナウイルス感染者集団(クラスター)の発生が認定された。山陽小野田市の接待を伴う飲食店がそうだ。実はあの界隈は、飲み会の2次会・3次会で利用することがある。といっても年に数回程度で、今年は1度も行ってない。
ネットニュースのコメント欄を見ると「飲食店などと書かずにホストクラブ、キャバクラ、ガールズバー等とはっきり書けばいいのに」なんて書き込みが見られるが、山陽小野田市にそんな店はない。あるのはいわゆるスナックばかりだ。いい加減な書き込みが多いなぁ・・・。
さてさて、早朝散策時、路上をヒラヒラと飛ぶ黒い虫がいた。愛犬ハルが追いかけようとしたので慌てて引き止め、しばらくすると道端のカラムシの葉にとまった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これはアゲハモドキという蛾だ。ジャコウアゲハという、体内に毒を持ち鳥などから襲われにくい蝶に擬態しているといわれる。大きさはジャコウアゲハに比べて二回りも三回りも小さいので、私達人間には同種とは思えないが、鳥などの捕食者は色形に惑わされるのかもしれない。
夕方散歩では、路上にヒメギスのメスがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
胸部側面後方の白い帯が特徴のヒメギス。これまで何度か掲載していきたものは、みな幼虫だった(これとか、これとか)。ようやく成虫のヒメギスを掲載することができた。ちなみにこのヒメギスは翅が長い長翅型と呼ばれるもので、翅が腹部の長さと同じくらいの標準型に比べると数は少ないらしい。
林縁の道路を進んで行くと、足元の草むらからセミが飛び立って、そばの木の枝にとまった。薄暗くてよく見えないが、ストロボを光らせて撮った画像を確認したところ、ミンミンゼミだった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
何度も書いてきたことだが、私の住んでいる地元では、少年時代からミンミンゼミの鳴き声を聞く機会はなかった。それがここ数年、一夏に何回か地元でミンミンゼミの鳴き声を聞くようになり、今回ついに地元での初撮影となった。考えてみれば幼少期から半世紀経っている。虫の生息域が変化していても不思議ではない。