2020年08月16日 裏山で出会った虫達6
連日の猛暑での仕事でバテバテだ。夕方の愛犬散歩では足が前に出ず、フラフラ状態。熱中症の一歩手前くらいなんだろうか。でも朝夕の散歩を楽しみにしている愛犬のことを思えば、老体にむち打って行くしかない。
道路高架下にコスズメがいるのを見つけた。先月21日にも掲載している。同行している妻が「上にもいるよ」と教えてくれた方を見ると、コスズメとよく似たスズメガがいた。これはセスジスズメだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
翅の色や模様が微妙に違うし、何よりも背中に走る白いスジの有無が見分けるポイントだ。とはいえ、こうして並べてみると分かりやすいだけであって、単体でいると判断に戸惑うことがある。
散歩コースは墓地に続く道なので、墓参りの車が多い。狭い道なのでその都度道路脇に避難してを繰り返しながら散歩を続けていると、トンボが目の前に飛んできて林縁の細い枝先にとまった。オオシオカラトンボのメスだ。
薄暗い環境なのでISO800まで感度を上げて、逃げられないようにソーッと近づきながらシャッターをきる。が、近づいても彼女は逃げようとしない。おかげで至近距離で顔のアップを撮ることができた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
たっぷりと汗をかいて散歩から戻ると、庭の地面にクロアナバチの姿を見つけた。昨年書いたように、クロアナバチは巣穴を複数作るが、本物は1つだけで、あとの穴はカモフラージュだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
その場にしゃがみ込んで、しばらくクロアナバチの巣穴作りを観察してみた。穴に潜っては大きな土の塊を咥えて後ずさりしながら出てくる。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
出てきたクロアナバチが、前脚を下の画像のように丸めた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
丸めた前脚を使って巣穴の前方の土や砂粒をならしている。よく働くなぁ、彼女達には熱中症はないんだろうか。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro