2019年05月04日 京都で出会った虫達
この春から京都暮らしを始めた娘達の様子を見に、3日間京都に行ってきた。ついでに娘と大原観光に行った。
3年ぶりに訪れた三千院は、シャクナゲがまだ咲いていて、前回とはまた違った趣きを楽しむことができた。
Panasonic LUMIX TX1
新緑が眩しい三千院境内には、虫もたくさんいた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左上のハムシは種名が分からないが、とても綺麗なな光沢があった。
右上はリンゴコフキゾウムシ。宝石のような輝きを放つ鱗粉に覆われた美しいゾウムシだ。
左下はシロオビアカアシナガゾウムシという初見のゾウムシ。
右下はケンモンキリガという、これまた初見の蛾だ。
三千院に続いて実光院に立ち寄った。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
池ではホソミオツネントンボがいて、交尾しているものも多かった。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
続いて訪れたのは、法然聖人の「大原問答」で知られる勝林院。
Panasonic LUMIX TX1
境内にはハンミョウやモンカゲロウを見ることができた。このハンミョウ写真、これまでで1番綺麗に撮れたんじゃないかと思う。ミラーレス&マクロレンズ&Raw&晴天下だからこそだ。コンデジやスマホでは、ここまで細部を鮮明に写すことはできないだろう。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
この後、血天井や五葉の松で知られる宝泉院を訪ね、さらに歩いて寂光院まで行くことにした。
道中の店の軒先で巣作りに励むキアシナガバチの姿があった。巣の中には既に産み付けられた卵が見える。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
宝泉院から寂光院までは約2キロ。夏日となった照りつける日差しの下、汗をかきながら歩いてゆく。
途中、満開の八重桜があったので菜の花と鯉のぼりを入れて、大原の町並みを背景に撮ってみた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
娘と別れた後、鴨川の遊歩道を歩いてホテルに向かった。菜の花があちこちに咲いている。いるかな〜っと少し探しながら歩いてみると、いました、ナガメ。交尾しているものも何匹かいた。
そういえば前日四条大橋を渡っている時、上流から何かが泳いでくるのに気がついて、足を止めて見ていると、なんとヌートリアだった。今日乗ったタクシーの運転手にそのことを話すと、今や鴨川ではヌートリアは普通に見られるそうだ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
3日目の今日は、山科から宇治方面を訪れた。勧修寺の氷室池は、睡蓮や花菖蒲などが咲いていたが、全体的にイマイチな印象だ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
虫も少なく、書院の板に蛾が1匹張り付いていたくらい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
宇治の三室戸寺は4年ぶり。前回は紫陽花の時期だったが、今回はツツジが目当てだ。残念ながら今年は若干開花が遅れ気味で、7分咲きといったところだが、それなりに楽しむことができた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
本堂に参拝すると、隅っこの方にオオセンチコガネの死骸(かすかに生きているようにもあった)が2つ。片方は緑色、もう片方は藍色の光沢があり、とても美しい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
3日間の京都旅行、天候にも恵まれ充分楽しむことができたが、何しろ人が多い。三室戸寺の後に平等院も訪れたが、人混みに疲れ果てて休憩所でしばらく横になってしまった。まぁ、3日間で50㎞以上歩いたってのもあるけど、もう大型連休の観光地はイイやって気持ちになった。