2019年05月11日 公園で出会った虫達
昨年11月から飲み続けている降圧剤。おかげで血圧は120/80前後で安定し、目眩もなくなった。ただし毎月病院に行かなければならなくなった。今日がその日だ。
病院帰り、折角の好天なので近くの公園を歩いた。今日は28度くらいまで気温が上がったらしく、日陰に入っても汗ばむ。コナラの葉っぱの上にナナフシモドキの幼虫がいた。前脚をピンッと伸ばし、中脚と後脚の4本で立ったままの姿勢は疲れないのだろうか。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
コナラの幹では、マイマイガの幼虫を捕食しているヨコヅナサシガメを見つけた。毒々しいケムシと、漆を塗ったような光沢があるサシガメの黒い体の対比が美しい。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
こちらも捕食の様子。ヒメカメノコテントウがセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシを食べている。日射しが強かったので、ISO感度を上げずに絞ることができたので、けっこう綺麗な画像を得ることができた。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
溜め池沿いのコナラの周りをヤマキマダラヒカゲが飛んでいた。もしかしたらサトキマダラヒカゲかもしれないが、この2種は判断が難しい場合がある。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
キマダラヒカゲが飛んでいるということは、ある程度樹液が出ているのだろう。近づくとかなり強い樹液の匂いがする。
匂いのもとは隣のコナラで、樹液が幹からダラダラと流れ落ちている。そこにいたのはオオスズメバチ。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
かなりの大型だったので、越冬して活動を始めた新女王バチではないかと思う。恐る恐る近づいて撮ろうとしたが、警戒して飛び立ったので、慌てた私は斜面で転んでしまった。足腰の衰えを感じる。
とそこへオオスズメバチがもう1匹やってきた。これも大きな個体だったので女王だろうか。それとも両者とも早めに羽化した働き蜂だったのだろうか。
そして同じコナラの樹皮の割れ目に、コクワガタがいるのを見つけた。これまで最も早い時期の掲載は、18年前の5月10日だ。その時は友人が拾ったものだったので、今回が自然界で出会ったクワガタ成虫で1番早いものとなる。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
昨年からYouTubeの影響で、私の中のクワガタ熱が再燃している。友人達と酒を飲みながらクワガタの話題を振ったところ、「夏に探しに行こう」ということになっているので、今から楽しみだ。
小一時間あまりの散策の最後は、カシノキか何かの若葉にいた赤茶色のカメムシ。カスミカメムシの仲間だと思って調べてみたが、どうにも種名を特定できない。
赤茶色の体、頭部後方の黒い点、黒ずんだ胸部、黒い脚など、特徴はいくらでもあるのに分からない。
Panasonic LUMIX GX7 Ⅲ + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
分からないのが悔しくて、酒の量が増えそうなので、ご存知のお方がいらっしゃったら教えて下さい。メールはこちらです。