2020年06月26日 自宅で出会った虫達
今日は五月晴れとなり、虫撮りには絶好の日和なんだけど、早朝から午後にかけて忙しく、夕方になってようやく少し時間ができたので、自宅の壁にとまっていたカノコガを撮った。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
名前の由来である、鹿の子模様の翅が特徴的な蛾だ。太い棒状の胴体に黄色い帯が入っているのも面白い。顔付近をアップで撮ってみると、基本的に黒い毛に覆われているものの、所々が光の加減で青や紫、ピンクの光沢を帯びていて綺麗だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
網戸にはヒロヘリアオイラガがいた。イラガは漢字で「刺蛾」と書き、幼虫には毒毛針があり、刺されると猛烈な痛みにおそわれる。ちなみにこのヒロヘリアオイラガに限っては、幼虫だけでなく繭にも毒があるらしい。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
廊下の窓に蛾がとまっていた。アオシャクの仲間だ。翅の模様からヨツモンマエジロアオシャクだと分かる。窓にとまっていると、普段見ることがない腹側から虫を観察することができて楽しい。ちなみに表側はこんな感じだ。19年ぶりの掲載になるんだなぁ・・・。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
そして愛犬散歩に出かけようとした時、玄関の中にヒラタクワガタ落ちているのに気がついた。何故玄関の中に? しかも最近は愛犬ハルは熱中症対策として玄関にいることが多い。どういうことだろう???
で、このヒラタクワガタ、けっこうな大きさだ。測ってみたところ59㎜!! 今年出会った最大級だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
散歩コースにある裏山のクヌギに放してやると、樹液の溢れる枝の付け根に向かっていった。すると「メキメキッ、パキパキッ」と恐ろしい音が聞こえてきた。繁みの奥をよく見ると、放したヒラタクワガタが別のクワガタと喧嘩している。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
写真右が放したヒラタ、右はコクワだろうか? 大きさにかなりの違いがある。おそらく最初からいた小さい方は追い出されただろう。悪いことをしてしまった。落ちてたヒラタのために良かれと思ってしたことだったんだが・・・。人生、世の中もかくの如しだな。