2020年06月18日 優曇華
20年前の今日、「虫撮り散策記」を開設した。記念すべき20周年にあたって、どんな虫が撮れるかな、と密かに楽しみにしていたが、今日は警報に限りなく近い大雨注意報がでていて、一日中断続的に強い雨が降っている。
午後の会議を終えて帰宅した時、たまたま小降りになったので、カメラ片手に傘をさして、庭の草木を見て回った。すると、私の背丈を超えた朝鮮薊に細い糸の先に薄黄緑色の塊を付けたものを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これはクサカゲロウの卵だ。別名「優曇華(うどんげ)」とか「霊瑞華(れいずいけ)」と呼ばれる。詳しい説明は昨年の「優曇華」に書いているのでそちらを読んで頂くとして、昨年「簡単に会えるものでもないのだろう」と書いたのに今年も見つけることができた。自然界ってそんなもんだろう。ていうか、私の想像通りでないからこそ自然界なんだろうね。