2020年06月10日 自宅で出会った虫達2
今日も一日療養だ。新型コロナウイルス禍で「ステイホーム」が叫ばれたが、田舎暮らしの私は人がいない野山を歩き回っていた。このたび足首を捻挫して、遅ればせながら「ステイホーム」となった。
ただ、以前からカタカナ言葉の濫用を心配している私としては、コロナウイルス騒動における、政治家や専門家達のカタカナ言葉濫用はいかがなものかと思ってきた。でも「巣ごもり」とか「籠城」よりも「ステイホーム」の方がいいんだろうね。
さてさて、籠城中ではあるが折角新しいカメラを入手したので、虫を撮らないわけにはいかない。ましてや今日は私の55歳の誕生日だから。誕生日だからどうなの?と突っ込まれると困るけど。
昨日と同じく庭の貯水槽を見ると、アオモンイトトンボのメスがいた。カメラを近づけても動かないので、顔のアップを正面から撮ってみた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
アオモンイトトンボって、小さくて華奢なイトトンボなんだけど、顔を拡大していみると、かなりの強面である。口元は一文字に結んだようで、強い意志を感じさせるようだ。しかも顔全体が複雑な形状の部品で構成されていて格好イイ。
貯水槽の近くにあるリキュウバイの葉にはコアシナガバチがいた。小さなアシナガバチだが、色や模様、全身の雰囲気が引き締まって見える。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ニシキギの木にはキバラヘリカメムシがいた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
かつては自宅のニシキギやマユミの木で毎年見かけたキバラヘリカメムシ。ここ数年全く見かけなくなっていた。調べてみると自宅で見たのは9年ぶりだった。私には分からない自然界の流れがあるんだろうか?
咲き始めたヤブガラシの花に、マメコガネのつがいがいた。と、そこへ近づく別の1匹。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
先月末のヤマトシリアゲの話で紹介した「絶体絶命」状態になるのかと思いきや、後から来たマメコガネはそのまま飛んで離れた所にある葉っぱにとまった。きっと私に似て争いごとが苦手な、気の弱いマメコガネなんだろう。