2004.07.06 サクラコガネ E5000
カラムシの葉先に金緑色に輝く美しいコガネムシがいた。 調べてみると、似たようなコガネムシが幾つかいるようだが、大きさと全体の雰囲気からサクラコガネだろうと判断した。 
ところで、今日の午前中は地元の役どころで、小学校を訪問した。 最近の小学校は、建物も備品もとても充実しているなぁ と驚きつつ案内された多目的空間に、“ランチルーム”という文字が掲げてあった。 校長先生曰く「ここは様々なことに使用し、時にはランチルームとして使用しています」。 最近カタカナ言葉の濫用がよく話題になっている。 「近頃の若者は何でもかんでも横文字で・・・」という声を聞く。 その要因の主たるものがマスコミであることは容易に想像がつくが、ひょっとして学校も無関係ではないのかも、と感じた。 “食堂”“食事室”“昼食室”等では何かまずいことでもあるのだろうか? そもそも“ランチルーム”なる英語ってあるんだろうか? 「この表現の方が子供達には分かりやすいから」というのであれば、それはあまりに安易な迎合であろう。 私はカタカナ言葉の是非を語れる器ではないが、国語力・日本語力の低下を危惧するのであれば、教育の場ではきめ細かな状況判断をし、スジの通った環境を作ってゆく必要があるように思う。 サクラコガネをチェリービートルなどとは呼びたくないもの・・・。
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