2020年06月07日 野山で出会った虫達
昨日は夜の虫だけを載せて、日中に出会った虫を載せなかったので、今日掲載する。
最近よく訪れる病院近くの自然遊歩道公園。ここはクヌギ、コナラ、アラカシ、タブノキなど、虫が好む樹液を出す木が多い。
コナラの木にユミアシゴミムシダマシがいた。朽木や薪などでよく見かける虫だ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
別のコナラに、細長い見慣れない虫がいた。翅の部分が短いのでハネカクシの仲間だろうと察しがつく。調べてみるとサビハネカクシという初見の虫だった。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらに別の木の幹に、小さな虫が密集していた。昆虫にコロナウイルスが感染するとしたら、完全にアウトな状態だ。これはチャタテムシの仲間だと思われる。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
チャタテムシは「茶立虫」と書くが、その名前の由来が気になって調べてみると、スカシチャタテという種の鳴き声「サッサッサッ」という音が茶筅でお茶をたてる音に似ていることからそう呼ばれるようになったそうだ。
歩道沿いの笹の葉にタケトゲハムシがいた。かつては「見てみたい虫」のひとつだったが、今では毎年普通に見ることができるようになった。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ブ〜ンとゆっくり飛ぶ虫がいた。草むら辺りの低い位置を飛び回るが中々着地しない。手で軽くはたいて無理矢理着地させると、それはナガチャコガネだった。幼虫は様々な植物の根を食べるので、害虫とされている。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
カシワの葉にフタイロカミキリモドキのメスがいた。今年4月にも掲載しているが、その時とはお腹の状態が違う。今日出会ったものは産卵前で、お腹がパンパンに膨らんでいた。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
カシの葉裏に独特な模様をした蛾がとまっていた。シロジマエダシャクという蛾で初見だ。前翅の白地に黒玉模様もイイが、後翅のトラ柄が格好イイ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
夕方の裏山愛犬散歩では、アブラムシを食べるヒメカメノコテントウがいた。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
面白いアングルで撮ることができたが、欲を言えば画質がイマイチだ。腕が悪いのはもちろんだが、どうも先日GX7を壊した時に付けていたマクロレンズの調子が良くない(ような気がする)。実は次のカメラを検討して、ネットで注文を入れたのだが、おそらくショップの在庫未確認か何かで一方的にキャンセルされてしまった。今、違うショップに注文を入れているが「出荷準備中」のまま1日経った・・・落ち着かない。
今日の最後はマドガ。小っちゃいけど複雑な模様をした綺麗な蛾だ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8