2011年07月26日 甲虫2種
早朝の散歩、いつもの裏山への道を歩いていると、路上にニイニイゼミの死骸があり、そこにオサムシの仲間が来ていた。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
色や雰囲気から「オオオサムシかな?」と思うが、オサムシの仲間は似たものが多いので、素人の私には写真だけでは同定できない。
オサムシの食事現場から、さらに50mくらい進んだ道路脇のササの葉に、何かがカジッたような白いスジがついていた。「これはひょっとしてアレじゃなかろうか?」と、慎重にササを見回すと、いたいた、タケトゲハムシだ。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
タケトゲハムシは、最近まで国内では九州にしか生息していなかったそうだが、2003年頃ここ山口県でも発見されたらしい。その後は広島や四国にも分布を広げているようだが、私はこれまで見たことがなかった。以前から「見てみたいな〜」と思っていた昆虫の1つだ。
落ち着いて辺りを見回せば、ここにもそこにもいるではないか。毎日のように歩いていた道なのに、どうして今まで気付かなかったのだろう。