2011年07月19日 コオイムシ
夕方、愛犬ハルの散歩に同行した娘Aが「今日、学校で作っている田んぼに コオイムシ がいたよ。背中に卵を乗せてたよ」と言う。 その田んぼってのは、市街地の真ん中辺りに位置する、住宅に囲まれた小さな田んぼだ。すぐ近くに国道2号線が走っており、空気や水の状況はあまりよさそうではない。
「本当にコオイムシかな?」と半信半疑だったが、虫好きの娘Aが他の虫と見間違えるはずがない。とにかく田んぼに向かった。果たして、そこにいたのは、間違いなくコオイムシであった。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ここ山口県では準絶滅危惧種に指定されているとはいえ、さほど珍しい虫ではないようだ。にもかかわらず、コオイムシを見るのはこれがまだ2回目の私にとっては「とても珍しい虫」なのだ。前回は5年前までさかのぼる。あの時は卵を乗せたオスを見ることはできなかった。それだけに、今回は念願が叶った素晴らしい発見だった。娘Aに感謝である。