2020年06月01日 裏山で出会った虫達
ほぼ失業状態の3ヶ月が過ぎ6月を迎えた。今月も似たような状況ではあるが、すこしずつ元に戻りつつある・・・ような気がする。
夕方の愛犬散歩で出会ったのはムネクリイロボタル。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
「ホタル」の仲間なので一応腹部の先(腹部6節)に発光器があるそうだが、ゲンジボタル等に比べたら小さな光らしい。
道端の葉にとまっていたイタドリハムシ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
このところ毎年3月〜5月にかけて掲載してきたが、今年はまだだったな、と思って撮ってみた。が、前のムネクリイロボタルもそうだけど、写真のデキがイマイチだ。腕が悪いのはもちろんだが、使い馴れてたGX7が壊れて、あまり使い込んでないG7だからね。
こんなことじゃイカン!とやはり道端にいた交尾中のバラルリツツハムシを慎重に撮ってみた。経験上、食事中と交尾中の虫は警戒心が薄い。葉っぱの付け根を左手で持ち、右手で構えたカメラを左腕に乗せてブレにくくしての撮影だ。うん、バラルリツツハムシの深い輝きが表現できた。かな?
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
目の前を黄色いトンボがサーッと横切り、近くの石の角にとまった。いわゆる「赤トンボ」と言われる「アカネ属」なのはすぐ分かる。特徴として翅の黄橙色が強く、胸の黒い模様が細い。これはタイリクアカネの若い個体だ。
Panasonic LUMIX G7 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
タイリクアカネは、ユーラシア大陸の温帯や亜寒帯に広く分布するらしい。これまでも自宅周辺では2回撮っている(2007、2008)が、いずれも若い個体で、赤とんぼらしくなかった。唯一、長崎で撮ったものが成熟した真っ赤な雄だった(2013)。