2011年09月18日 ジャコウアゲハの幼虫
一昨日の午後6時半頃、長崎からの帰宅途中に、娘の通う小学校に寄った。翌日の運動会の準備のためだ。さらに消防団の県大会も翌日に控えている。
当日は心配された雨も降らず、無事に運動会が行われ、我が消防団も県大準優勝という優秀な成績を収めた。私はというと、運動会でムカデ競争の先生チームにかり出され、足腰がガタガタになってしまった。さらに夜は仕事で帰宅は午後10時半頃だった。
そんな状態だったので、今日はゆっくり休みたかったが、今日も朝から仕事である。その仕事先で、現地の人達と道を歩いていると、道路上を奇妙なイモムシが歩いている。足を止めて「あっ、ジャコウアゲハ!」と声を出した私の周りに、人が集まってくる。
仕事中なのでどうかとも思ったが、何しろジャコウアゲハの幼虫は初見だ。虫好きの事情を話すと「これに入れて持って帰りよ」と、ご婦人がレジ袋を下さった。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
仕事を終えて帰宅した午後3時半、お持ち帰りのジャコウアゲハの幼虫を、庭木にとまらせた。ジャコウアゲハの幼虫は、ウマノスズクサが食草なので、我が家の庭では食べる葉っぱがないが、道路を歩いていた様子から、ぼちぼち蛹になりそうなので問題はないだろう。
それにしてもよく歩く。前方の爪のような脚、そして複数の突起状の腹脚を器用に動かしている。ムカデ競争もこの要領で走れば優勝できたろうに・・・。
ジャコウアゲハの写真を撮ってる最中、突然左腕に「ビリリッ」という激しい痛みがはしった。腕のあった辺りの葉を見ると、そこにはイラガの幼虫、おそらくヒロヘリアオイラガがいた。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
イラガの毒はけっこうきつい。放っておくと後が辛くなるので、すぐに家に入ってガムテープを使って何度も毒毛針をはがし、たまたま2日前にイラガに刺された娘の薬を塗って、事なきを得た。