2022年06月17日 クワガタ大作戦5
6月中旬、そして真夏日とくれば、やはり気になるのは樹液に集まる虫達。前回から1週間以上経つクワガタ大作戦を決行した。が、多忙なA氏は今回も欠席、T氏と2人で県西南部を中心に走り回ってきた。
まずは昨年秋に見つけたポイントへ。数十本のクヌギがあり、そのうちの2本にメクレがある。樹液はかなり出ていて、スズメバチがいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左下にはアマガエルもいる。カエルは樹液を舐めに来たのではないだろう。おそらく樹液に集まる虫を食べようとしているのではないかと思う。さすがにスズメバチを食べようとは思わないだろう。
続いて訪れたポイントは田んぼ沿いで、農家の方が仕事をされていた。別にやましいことをしているつもりはないが、やはり人目が気になるのでそのまま次のポイントに行くことにした。農繁期は田畑周辺は人がいるので中々近づくことができない。
先月も訪れた広大なクヌギ林に行ってみると、ヒラタクワガタやコクワガタを見つけることができた。ここも樹液が出ている木が数本。真っ黒なハネカクシの仲間が数匹確認できた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
次は我々が「リバー・ダイブ」と呼んでいるポイントへ。以前A氏が用水路に落ちたのが命名の由来だ。ここのクヌギを見つけた4年前は幹に大きな洞(ウロ)があり、大型のヒラタクワガタがいたりしたもんだが、年々洞がふさがってきて、今日見るとほぼ完全にふさがっていた。
仕方なく車に戻ると、バックドアにブチヒゲカメムシがとまっていた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
響灘沿いを北上し、気になっていた雑木林を調べてみた。ここは急斜面でけっこう歩くのが辛い。クヌギとアベマキの木が混在していて、クワガタが好みそうな木を3本見つけた。
そのうちの1本にいたのが、58mmくらいのヒラタクワガタ。これが本日最大ヒラタとなった。
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汗をボタボタかきながら急斜面を移動する。途中T氏が「ウオッ!」と叫ぶ。巨大ヒラタでもいたのかと思ったら、そこには巨大ケムシが。これはクスサンの幼虫だ。成虫はこんな姿。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
途中休憩している時、そばの笹の葉にアゲハモドキがいた。アゲハモドキは1周間前にも掲載している。前回は背面からの写真だったので、今回は顔側から撮ってみた。口の周りや脚の付け根に真っ赤な毛が生えているのが分かる。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
結局今日はヒラタ6匹、コクワ6匹ほどと期待していた成果をあげられなかった。
と、ここで重大な発表がある。実はT氏が「Shinさんの裏山にいるバケヒラ(70mm以上のヒラタクワガタ)が見たい」と言うので、2人で行って計測し直してみたところ、なんと67mm!!! てっきり70mmあると思っていたのでガッカリだ。やはりノギスできっちりと測らないとダメだな。