2020年07月06日 裏山で出会った虫達
熊本で大雨の被害が出ている。毎年この時期には豪雨被害が発生している。しかも「これまでに経験したことのないような大雨」という表現を毎回聞く。気候が変わってきたのかな。
早朝散歩は小雨の中、傘をさして行った。いつもの道路高架下に白っぽい蛾がとまっていた。高い位置だったので手を伸ばしてモニタを見ながらの苦しい撮影だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これはフタツメオオシロヒメシャクという蛾だ。モンウスギヌカギバなんかに雰囲気が似ているが、全く違う種だ。近い仲間にヒトツメオオシロヒメシャクとか、クロスジオオシロヒメシャクとか、ウスジロオオシロヒメシャクとか何種類かいて、見た目がとてもよく似ているので、見分けるには注意が必要だ。このフタツメオオシロヒメシャクも間違っているかもしれない。
道端の葉上にセマダラコガネがいた。体中に水滴を付けている。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
これまでも水滴を付けた状態のセマダラコガネを何度か掲載してきた。(2003年、2010年) 梅雨時期に活動し、身近な所でよく見かけるので、虫を撮りにくい雨降りの日に撮影しやすいからかな。何より、彼等はカメラを近づけても逃げないしね。