2020年07月13日 裏山で出会った虫達4
小雨の降る早朝散歩、今月9日に掲載した裏山のクヌギの樹に、相変わらずカナブン達が集まっていた。よく見るとその向こうに大きくて黒い虫がいる。カブトムシのメスだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
今季初カブトだ。もっと全身を写したいのだが、このクヌギは足場の悪い狭い土手の上にあり、虫達が集まっている樹液場はかなり高い位置にある。土手の下からカメラを持った手を伸ばして、モニタを見ながら撮るという苦しい体勢だし、今日は傘も持っていたので中々大変だった。
いつもの道路高架下にいた蛾2種。左はオオエグリバ、右はツマキシャチホコ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
オオエグリバは枯葉そっくりだ。ツマキシャチホコはこの角度では分かりづらいが、折れた小枝に見える。
夕方散歩ではカラムシの葉上で交尾するラミーカミキリを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
見ての通り、左側(上側)のオスに比べてメスの大きいこと! 昆虫界では雌雄の大きさの違いは種によってまちまちだ。カブトムシやクワガタのようにオスが争ってメスを射止める種ではオスの方が大きい。オンブバッタやラミーカミキリなどはメスの方が圧倒的に大きい。