2022年05月10日 野山で出会った虫達3
今朝は所見の蛾が2匹。左は交尾中のクサシロキヨトウ、右はシロズエダシャク。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
シロズエダシャクは図鑑等に載っているものと比べると、色や模様が別種のようであるが、白い頭部や、薄っすら確認できる翅の模様などからシロズエダシャクではなかろうかと判断した。
午後は所用で山口市へ。先月28日に立ち寄った繁みを再訪した。今日は小さな虫達に出会うことができた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
左上)ミツボシツチカメムシ 右上)フタホシアトキリゴミムシ
左下)カニグモの仲間 右下)バッタの幼虫
フタホシアトキリゴミムシは初見だ。なんとか綺麗に撮りたかったが、薄暗い日陰の葉の付け根にいたので、これが精一杯だった。
カニグモが捕まえているのはハバチの幼虫だろう。
バッタの幼虫は、おそらくフキバッタの仲間だと思う。個人的にバッタはあまり撮影意欲がわかない。 しかし、こうして見ると大きめの頭部に大きな眼が幼さを感じさせるし、触角や脚など各部位の造形も可愛らしい。うん、バッタもなかなかイイもんだ。
夕方の裏山散歩では、草にとまっているジョウカイボンを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
写真の足元から一筋の糸が伸びているのが確認できる。これはシロカネグモの巣だ。しばし見ていると、クモがジョウカイボンの方に向かっていった。クモの移動で草が揺れ、ブレブレの写真になってしまった。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クモの長い脚がジョウカイボンに触れたのだろうか、ジョウカイボンはソワソワし始め、クモは下に降りていった。そしてジョウカイボンは翅を開いてその場から飛び去った。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ジョウカイボンを見つけてからここまでの5分間、私にとっては至福の時間であった。