2022年05月01日 裏山で出会った虫達
5月初日は曇り時々晴れだったけど、風が冷たくあまり気温が上がらなかった。運動するには丁度よい気候だったんだろうけど、今日は仕事日だったので夕方散歩まで虫撮りは我慢。
夕方の愛犬散歩はいつもの裏山コース。とはいえ最近は愛犬がすぐに帰りたがるので、あまりゆっくりと虫撮りができない。愛犬も老いたなぁ・・・と思いつつ、自身の老いも痛感するこの頃だ。
小川沿いの汚れたガードレールに交尾中のアサヒナカワトンボがとまった。長い腹部を互いに折り曲げて、横向きハートマークの完成だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
手前がオスで、後ろがメスだ。オスはあらかじめ腹部後端にある精巣を腹部前端にある副性器とよばれる部分に当てて精子を移動させておく。メスを見つけたら、腹部後端でメスの頭をつかむ。メスは腹部後端をオスの副性器に当てて精子を受け取る。この状態の腹部が、ちょうどハートを横にしたような形になるというわけだ。
この裏山散歩コースは、ほぼ毎日のように歩いていて、様々な虫に出会うことができる。毎年見かける虫もいれば、3日前のゴイシシジミのように20年ぶりという虫もいる。今日出会ったヨツボシハムシは後者、16年ぶりに裏山で出会った虫だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
決して珍しい虫ではなく普通種なのだが、何故かあまり見かけない。きっと愛犬を連れているので、じっくりと探す機会が少ないからではないかと思う。