2021年08月31日 自宅と裏山で出会った虫達
車載温度計では連日の35度。厳しい残暑で汗びっしょりになり、体重も減りがちだ。
早朝の道路高架下に焦茶色の蛾が2匹。左はクロモンフトメイガという初見の蛾、右はモクメヤガという掲載2回目の蛾だ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
モクメヤガは前回の掲載ではモクメヨトウになっているが、今ではモクメヤガが正式な和名らしい。研究が進み分類が見直されることによって和名は変わるものだそうだ。
新型コロナ第5波により、再び半失業状態になっている。午前中は庭の草取りをした。しばらくすると、大きなハチが飛んできて、私の周りから離れない。クロアナバチだ。見れば巣穴らしき3つの穴がある。
急いでカメラを持って戻ってみると、クロアナバチは狩ってきたツユムシを真ん中の巣穴に運び込んだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
1年前に書いたように、クロアナバチは偽の巣穴を作る。これは寄生バエなどの天敵を欺くためだと考えられている。
狩られたツユムシ麻痺させられているだけで生きている。巣穴の中で卵を産み付けられ、クロアナバチの幼虫に生きたまま食べられるのだ。
夕方、庭の木に巻き付いた蔓にシオカラトンボがとまったので、夕日を背景に逆光で撮ってみた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
気温はまだ30度くらいあったが、なんとなく秋の始まりを感じさせる雰囲気だった。