2021年08月01日 長崎県で出会った虫達
予定通り雲仙市に出張だ。天気は曇りがちで、途中何度か雨が降ってきたので、蓮池に行くのは断念して、クヌギ林に直行した。
仕事は夜からなので到着したのは夕方。樹液はよく出ているし、カナブンやスズメバチもいる。しかし肝心なクワガタの姿がない。ここはよく知られた有名なポイントらしいので、土曜日ということもあって早朝から日中、夕方にかけて多くの親子連れが訪れたものと思われる。一本一本の洞を丁寧に見て回り、なんとかヒラタクワガタとコクワガタを1匹ずつ見つけることができた。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
下の画像は樹皮のメクレからモゾモゾと這い出してきたボウクトウガの幼虫。彼等が樹皮下で材を囓ることで樹液が出続けると考えられている。クワガタ好きにとっては、とても大切な虫だ。
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そうこうしているうちにミニバンがやってきて、若い父親が探し始めたので、私は移動することにした。
仕事までもう少し時間がある。時間調整で立ち寄った駐車場の周りを歩いてみると、ワラビの葉に光沢が強いコガネムシがいて交尾をしていた。おそらくヒメコガネだと思うが、イマイチ自信がない。
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草むらでは、葉先にとまって休んでいるウスバキトンボが多数。
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日中飛び回っているウスバキトンボは、日暮れ時になるとこうして葉っぱなどにとまって休んでいる。
今回は真夏のクヌギポイントということで期待していたが、曜日と時間帯がマズかったようだ。次に長崎県に来るのは11月と12月、クワガタは無理だろうな。